11月25日(日)投開票の県知事選挙が8日(木)に告示される。10月30日時点で立候補を表明しているのは、現職の仁坂吉伸氏(68)と市民オンブズマン和歌山事務局長の畑中正好氏(66)のみ。

 4選を目指す仁坂氏は、自民、公明、国民民主、社民党の県組織が推薦。道路網の改善、合理的な公共事業の調達や行政システムの整備と3期12年間の実績を強調し、子育て対策や防災などの分野で目標を掲げる。

 一方の畑中氏は、共産党や市民団体の推薦を受ける。カジノ誘致反対を第一に、病院のベッド数削減や介護保険料値上げなど県政を非難し、子どもの医療費無償化、農林水産業の強化、地域医療の充実などを目指す。

(ニュース和歌山/2018年11月3日更新)